つい先ほどのこと。
才流の栗原さんがこのようなツイートをしていました。
マーケティングの相談を受けたら、ワンランクアップして考えた方が良い話
・SEOの相談をされた時は、Webサイトの中でのSEOの位置づけを考える
・Webサイトの相談をされた時は、デジタルマーケの中でのWebサイトの位置づけを考える1段上から考えると「手段の目的化」を防いだ提案ができる#サイル式 pic.twitter.com/aWYLgzouTX
— 栗原 康太 | サイル式メソッド (@kotakurihara) 2018年8月6日
普段からマーケティングを中心としたビジネス関連のツイートをしていて、勉強をさせてもらっています。
ビジネスマンの方は必見なので、とりあえずフォローされたし。
このツイートで彼が言いたいことを、僕が理解できているかはわからないけれど、「ある手段について聞かれた(または話す)時は、手段の1つ上の目的や役割を考える」ということなのかと読み取りました。
なんども言いますが、これが「読めている」かはちょっとわからないけれど。
*余談ですが、主観的に受け取りたいように受け取るのではなく、なんとかして発信者の視点から言わんとすることを理解するのが、最近のテーマです。
具体と抽象を行き来する
このワンランクアップの考え方は、具体と抽象の行き来をするという解釈もできると思う。
普段、クライアントと話をしているとき、抽象的な話をクライアントの事情に合わせて具体的に話たり、逆に抽象化して話すことで、汎用的な考えに昇華できたりするので、そのように受け取ったのです。
このファネルだと、下に行けば行くほどより具体的なノウハウになっていきます。
ノウハウであればあるほど、クライアントには喜ばれる傾向があり、人はノウハウに弱かったりもします。
だからこそ、ワンランクアップしてノウハウを考えることは大事だと思います。
なぜワンランクアップで考えるのか
なぜか。
ノウハウは、それが具体的であればあるほど、特定の事象でのみしか使えなくなって行くのです。
つまり、通用しなくなる時が絶対にくる。
この手段であるはずのノウハウが目的化してしまうと、そのノウハウが効力を失った時に、路頭に迷うことになるのです。
だけど、一段アップして「考え方」をインストールしておくと、事象の変化が起きた時、「じゃあこうすればいいよね。目的は達成できるから」という考え方ができるから、路頭に迷うことがあっても一瞬です。
財布を変えると金運が上がる
では、この考え方を身につけるにはどうしたらいいのか?という話になるのですが、やっぱり普段からノウハウに出会った時に「どういう目的があるのか」「なぜなのか」ということを考えて、その役割を理解することに尽きるのではないかと思うのです。
これは、事例としては自己啓発なんかがわかりやすいと思うんですね。
例えば、「財布を変えたら金運がよくなる」というやつ。
これ、実際にツイートしているかたがいたので須賀、disる意図はありません。
だけど、理由が「これはマジ」とかで止まってて、その行動の本質が何も説明されてないのには驚いてしまいまして。
それを信じる者たち…
で、盲目的にこれを信じる人たちがいます。
だけど、言っちゃ悪いですが、それは新興宗教の教祖と信者の関係と何も変わらないですよね。
財布を変えるとなぜ金運が上がるのか。
その理由を、科学的ではないにしても、納得の行くように説明をしてほしいですし、受け取る側もその本質を考えないとダメだと思う。
理由を説明するとしたら
説明をするとすれば、これはひとえに「お金を大切に扱う」ということだと思うんですよ。
財布が古いと、ついぞんざいに扱いがちになってしまって、あまり丁寧に扱うこともなくなる。
だから、お金に対する意識も雑になりがちで、財布の紐が緩みやすくなるところがあると思うのです。
だけど、財布を変えることで、丁寧に扱う気持ちが強まるので、本当に買って良いのか?といったことを考えやすくなる。
例えば、そう説明されたとしたら、手段としては別に財布を変えることでなくても良いですよね。
お金を大切に扱う手段が確立されれば。
まとめ
最後は何が言いたいのかわからない感じになりましたが、何事も、ワンランクアップした視点から考えることによって、より高次な目的の達成、考え方のインストールを目指すべきだよね、ということです。
そうでないと、常に何かのノウハウを集めないと行けなくなり、いつかパンクしますからね。
リソースは限られているわけですし。
そんな訳で、僕も明日から情報を仕入れる時は、より強く「なぜ?」「目的は?」と考えていきます。
プリズナートレーニング でいうと、目的が「体をでかくする」だとしたら、多分手段としては間違ってるぞ。
— かめやん@打倒ホリゾンタルプル (@kameyan0522) 2018年8月6日
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