「ミス」と「実力不足」を見極める

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W杯を見ていると、「ミス」の場面に遭遇しますよね。

90分あれば、失点になる、ならないはともかくとしても、どちらにもミスの1つや2つは出るものです。

これは「プロなのに」とかいう話ではありません。

ただ、見ていてふと思ったことは、テレビで見ている角度とフィールドで見えている角度が違う以上、選手には選手の事情がきっとあったはず。

そして、はたから見たら「ミス」だったとしても、本人からしたら、「いや、ミスというより、これはできないこと」ということも、あるんじゃないか、って思ったんですよね。

失敗には2種類ある

僕は、この問いから出発して考えてみたのですが、失敗には少なくとも2種類あるなって思ったんですね。

それは、

1.本来はできることなのに、実力を発揮できなくてした失敗
2.実力が達していなくてできなかった失敗

便宜上、1を「ミス」、2を「実力不足」とします。

この2つは、見えている現象としては同じ「失敗」なのですが、本人の振り返り方、今後の対策は結構違うと思いませんか。

というのも、ミスの場合は、「本来はできる」という前提に立っているので、自分の実力を向上しないといけないわけではないです。

発揮することにフォーカスをすればいいです。

でも、「実力不足」の場合には、いまの自分ではできないことだから、できるようになるためのアプローチが必要になります。

やり方は色々あるにしても。

人はミスだと思いたがる

ところが、人は得てして「ミスだ」と言いたがります。

なぜか。

「自分はできる」という前提に立ちたいからです。

自分本来の実力を、人はどうしても高めに見積もりたくなるところがあります。

もちろん、そうした背伸びをあえてすることで自分を追い込み、成長を促すスタイルもあるでしょうが、これはやりすぎるとどこかで破綻しますし、失敗したときのアプローチを間違えます。

足し算ができていないのに、「原因は九九ができないことだ!」とかけ算を勉強するようなものです。

自分の実力を正しく見極める

だから、自分としっかり向き合って、実力を見極めることはとても大事です。

過小評価でもダメです。

それは甘えです。

自分の実力を見極め、できることだったのか、できないことなのかを見極め、現象としての結果を出すためには、何をすればいいのか、しっかり対策をすること。

実力を発揮することと、成長することは、引いてみれば同じプロセスの中にいますが、あえて分けて丁寧に考えたいですね。

プリズナートレーニング で例える

例えば、僕は今プリズナートレーニングに取り組んでいて、プルアップのステップ2でかなり苦労しています。

今朝もやったのですが、2秒1秒2秒のルールとフォームをしっかり守って取り組むと、進捗は1週間でもわずかです。

これは、僕にとっては、「できないこと」です。

でも、ここで、「いや本当はできるはずだ」という思いに駆られ、めちゃくちゃなフォームやスピード、できるまでやる!とか言い出してオーバーワークになるのは、正しいアプローチではないのは明白です。

ここは、焦らずに計画を立て、強化のためのトレーニングと、できるようになるためにトレーニングをどう組んだら成長できるか、を考えるのが正しいアプローチと言えると思います。

まあ、筋トレの場合、いやでも実力を突きつけられますけどねw

まとめ

そんなわけで、サッカーでも仕事でも、失敗することっていうのはあるあるだと思うのですが、その際、失敗したことを悔やみつつも、冷静にその事象を見つめて、反省の方向性を間違わないことは大事だと思う、という話でした。

自分を信じたくなる気持ちを持つことと、自分の実力を過大評価することは、やっぱり別のことなんじゃないかと、僕は思うわけです。

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ABOUTこの記事をかいた人

TCS認定コーチ 某コンサル会社に勤務する傍ら、思考を言語化することで、夢や目標の発見から達成までをコーチングを用いて支援している。 自身も鍛錬をするべく、プリズナートレーニングを実践中。 趣味はロードバイク。2児の父でもある。