こんにちは、かめだです。
「やろう」と決意して3日くらい続いたけど、結局止めてしまうことはよくありませんか。
自分にとって運動というのは、過去は習慣でしたが、競技から遠ざかってからはむしろ「やりたくないこと」の一員になりました。
ですが、カッコ悪い体型でいるのも嫌なので、運動を始めようとするけど続かない。
そんなことを何度繰り返したか…
今でもその途上と言っていいし、特に走ることは苦手だし嫌いなので、今にも止めてしまいそうです。
そんなとき、鏡を見て、自分と会話するようにします。
■鏡を見て自分と対話をするだけ
やることはいたってシンプルです。
鏡(スマホのカメラ)を使って自分を映して対話をする。
声に出すこともあるし、心の中だけのこともあります。
ですが、そこで確認をするんです。
「自分はどうなりたかったのか?」
「自分とどんな約束をしたのか?」
「今の自分をみてどう思うか?」
初心を思い出す、というと大げさですが、それくらいの気持ちになるのです。
なぜこうなるのか?は仮説にすぎませんが、目で見えることで「見られている」という意識が高まること。
自分は見ていることには、心のどこかで気づいているのですが、それがはっきりと目の前に現れることで、頭の中のギアチェンジがしやすくなるのだと思います。
なかなか想像だけだと難しいですが、そんなときに鏡を見て、「自分が見ている」ことを意識すると、不思議と妥協してしまうことが減ったんですよね。
■面倒くささとむきあう
ただ、ご推察の通り、ものすごい簡単なことなのだけど、そうなんです。
簡単なのにそれにすら「面倒くさい」という気持ちは出てきてしまう。
なので、まずは、その「面倒くさい」という気持ちと向き合うために鏡に向かってみる。
自分の顔を見ながら、
・「面倒」と思っている気持ちはどこからくるのか
・なぜそう感じるのか
について、鏡の中の自分と対話をする。
そうすると案外、どうでもいいことで面倒って思っているし、どうでもいいことを自分に投げかけていることが次第にわかってきます。
どうでもいいなら、やったっていいわけで。
■自分が何と戦っているのか
鏡の対話を始めてみての最大の効果は「セルフコーチング」が格段にやりやすくなったことです。
その結果、何と戦っているのかがわかってくるようになりました。
具体的には習慣化したい行動(ぼくの場合はランニング)を止めそうになっても、
・それが甘えなのか合理的な理由なのか
・なぜ止めたいと思っているのか
・止めたらどんな未来がありそうか
・止めるメリットとデメリットは?
など、一方的にやめろやめろと叫ぶ自分を冷静に客観視でき、問いを投げ返すことがしやすいのです。
これは、僕が「視覚優位」だからというのもあると思います。
頭の中だけだとどうしてもやりにくいのですが、自分を見ながらなので、目の前にクライアントがいるようなもの。
表情の観察とかもできるので、説得とかではなく対話ができる感じがするんですよね。
こうしてセルフコーチングがしやすくなった結果、ランニングは続いているし、早起きも継続中です。
他にもやろうと思って意図的に継続できていることがあります。
継続がある程度できると、習慣化するので、むしろ自分との対話の質も変わってくるものです。
※本日は割愛
■ノートに書いてまとめる
対話するだけでもずいぶん違ったのですが、ノートにまとめるとさらに効果的でした。
・自分がこう考えている
というのを、文字に落とすことで、思考が分散しにくく、考えている対象そのものにフォーカスがしやすくなる。
その結果、自分がなすべきことを淡々とこなしに行きやすくなるんですよね。
自分の場合、どうやら「視覚」がかなり優位に働くらしく、映像や文字にすることで思考しやすくなるようです。
ダメなんですよね、頭の中だけで考えるって。
実際面倒なので、本来的にはそうできたら楽なんでしょうし、聞いた話を頭の中だけで構造化するトレーニングは続けてますが、やはり「見る」「書く」にはかないません。
まとめ
そんなわけで、自分が現状維持メカニズムに支配されそうになったときにやっていることを文字にしてみました。
客観的にみたらかなり怪しいか、ただのナルシストにしか見えないかもしれませんが、一人でいる時にはやりやすいはずなので、よければご参考までに。
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